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第四回・女性向け成分4/5含

 えぇっと、今回は全部揃って、どちらかと言えば女性向けではないかなーと思われる作品です。

《役割を終えた神の子》(小説家になろう)
 タイトル通り、神から使わされ異世界トリップした主人公が、その役割を終え、王様と円満に結婚した……その後の話である。
 幸せな日々が待っていると思いきや、自らの夫は違う女性を見初めてしまい……と言うところから始まる不幸の話。ぶっちゃけた話別の女に惚れた挙句ヒロインをほっぽり出すような器量も甲斐性もない王様が余りにアレなのだが。人間としても、王様としても。
 敢えて呼び名をつけるならアンチ・シンデレラストーリー、と言うのが正しいような気もするが、なんだかんだで別の王子様ポジのキャラクターを印象強く描いている辺りシンデレラストーリーの要素が色濃い作品。
 ヒロインの背景設定とか世界設定とか結構細かく作り込まれているようであるし、キャラの心情描写なんかも丁寧に描かれている印象ではあるのだが、全体的によく意味が分からない部分が多い。と言うか、なんだか意味深に書いてそのまま違う場面にフェードアウトする事が多いので、読んでて少々ムカムカ(腹が立つというよりも胃がムカムカする感じ)してくるというか、話膨らますのはどんと来いなんだけど少しはガス抜きさせて下さいと言うか。

《エルサティーナの笛吹姫》(小説家になろう)
 大好きな人(王様)と結婚できると思ったら、自分の侍女(兼親友)が古代文明の末裔である事が発覚して婚約破棄から王様と侍女が結婚した挙句、側妃にはしてもらえたけど手酷い扱いを受けたから色々耐えられなくなって単身旅立つヒロインの話。
 ヒロインが何故旅立つかを描いた序盤は、ヒロインを幸福から叩き落として叩き落として持ち上げて叩き落とすを心情描写から丁寧に描かれていて、展開自体には鬱要素が多分に含まれているが重苦しい雰囲気なんかはそこまでないので読みやすい。
 ヒロインへの友情そのままで板挟み状態な侍女はいい子。ヘタレた無能属性付きの王様はダメな子。信じられるか? これ、王様が少し違った行動取るだけでヒロイン幸せになれたんだぜ……? どれぐらい少しかと言うと、侍女にヒロインとの関係をちょっと相談するぐらいで解決するレベル。なんでそれすらできなかったしこのヘタレ、と罵りたい気持ちで一杯(笑)
 旅立った後は新しい仲間も出来て結構明るい展開になっているが、物語的に王様や侍女とは否応なく再会を果たす事になるんでしょうし、これからどうなる事やら……。非常にこれからが楽しみな作品です。お勧め。

《椿の華は枯れずに落ちる》(小説家になろう)
 大好きな婚約者に振り向いてもらえないどころか疎まれ、信頼していた親友は婚約者に近付くために自分と仲良くしていた事に気付いた挙句、余命一年宣告受けたヒロインがもう自分に婚約者の価値ねーやと婚約破棄して最期まで頑張って生きようとしていたら敵対関係にある会社の社長と偶然仲良くなって結婚する話。完結済み。
 ヒロインと楓(婚約者)の一人称視点で丁寧に心情描写が描かれていて、特にヒロインの儚さと逞しさの同居したような可愛さと、社長のイイ男っぷりが素敵。社長格好いいよ社長。名前見た瞬間爆笑したけど格好いいよ緑川光(ミドリカワ アキラ)社長。お蔭でCVグリリバで音声再生されたのでCV的にAGAKEの社長っぽくなってしまったけど気にしない。
 楓の駄目だこいつとしか言いようのないほど駄目な子な内面とか、親友のこれはひどいと言いたくなるビッチスイーツ(笑)っぷりとか、全体的に葛藤とかきつめの心情描写多めの割に笑いどころが多くて結構楽しく読めました。まぁ某所での楓にはマジで死ねと言いたくなりましたが。親友? 最初から最後まで死ねと言いたくなるキャラで本当にありがとうございま死ね。
 最初で叩き落とされてもなんだかんだでヒロインは幸せになりますし、切なくも余韻を残す展開であるという事もあって全体的に読みやすく面白い作品でした。お勧め。最初に紹介した文章で携帯小説っぽくて合わないと思った人は多分読まないが吉。だって実際不治の病とか死ネタとか婚約者とかレイプとか携帯小説っぽいですし。

《壊れたアリアーヌ》(小説家になろう)
 大好きな人(王様)に振り向いてもらおうと頑張っていたけど、その人は自分の妹を見初めた為に無体な扱いを受けたヒロインが、奪われたものを取り戻す話。
 さっきまでに感想を書いた三つの作品は、なんだかんだで幸せを得るという要素を含んでいたのに対して、こちらはそんな事はなく、失ったものを取り戻す、謂わばケジメを付ける話である。
 シリアス一辺倒という程ではないが、基本的に明るい要素は薄いので、そう言った雰囲気が苦手という人には読み辛いか。しかし話は脇道に逸れるような事がなく、スッキリした印象なのでかなり読みやすい。
 が、逆を言えばこの手のジャンルが好きじゃない、嫌いだ、と言う人には楽しみにくい作品。この手のジャンルとしては余計なものもなくていい作品なんですが、ぶっちゃけそれって違うジャンルに向けての求心力が薄いって言ってるのと同じなんで。クオリティ自体は結構安定しているので、こういう話が苦手でない、と言う人なら試しに読んでみるのもいいかもしれない。ちょっと道を踏み外しても知りませんが。……私のように。
 後、とりあえず王様の駄目人間っぷりには笑った。この王様はきっと三代目とかそんな感じなんだろうなぁ。苦労を知らない三代目。

《三年目のイリス》(小説家になろう)
 ほぼ間違いなく前述の四作品とはまるで趣の違う作品。完結済み。
 王様の側室にされた不細工なヒロインが、三年間王様に手を付けられなかったので実家に帰れるヒャッホーして浮かれてたら、偶然王様と出会って気に入られてしまって畜生私は平穏に過ごしたいのにーと歯噛みする話。
 現実的に物を見ようとしているのに結局性根は箱入りなヒロインの、ズケズケとした奇天烈な物言いが面白い、女性向けと言って感想書いてますけど、女性向け作品のテンプレを被ったギャグ作品である。一応ドロドロした宮廷の人間だとか謀略だとか、色々女性向け要素はあるのだが、ヒロインがそんなものに関わるよりも平穏がいいよーという人間なので、そんな雰囲気はものの見事にぶち壊されている。
 だってこのヒロイン、王の寵愛を受けてる癖に自分よりも他の側室のところ行けよとか平然というし、欲しいものを聞かれたら実家に帰らせてくださいとか言うし、そんなんでどうドロドロした部分を印象に残せというのか(笑)個人的にはヒロインを不細工不細工言うツンデレ王太后の罵倒と猫可愛がりを組み合わせた全く新しいツンデレっぷりがツボでした。可愛い不細工には不覚にも爆笑。



 ……三年目のイリスのところを、『思ひそめしか』とか『愛するが故に、奪う』とか『ファーランドの聖女』とか『ツクラレタ聖女』とか他にも選択肢はあっただろとか言われそうだけど、まぁいいか。
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